東国原英夫氏、"親の介護を妻に任せっぱなし"批判に反論

東国原英夫氏が、親の介護を妻に任せっぱなしのうえ、亭主関白すぎると非難されている。これに対して東国原氏はTwitterで反論した。
時事通信社

元衆議院議員の東国原英夫氏(57)が、親の介護を妻に任せっぱなしのうえ、亭主関白すぎると非難されている。1月5日にTBS系で放送された「私の何がイケないの?」のなかで、2014年9月に結婚したばかりの妻・春香さん(37)が東国原氏の実親の介護を行う一方、東国原氏は月に数度しか実家に戻らず、さらに自分の好みに合わせて、春香さんに対して細かすぎる指示を出していたことが反感を買った。

東国原氏には、宮崎に「要介護3」の体が不自由な母親タミさん(85)がいる。タミさんは2013年春ごろに玄関で転倒し、頚椎を骨折。一時は寝たきりの状態になった。現在は人の手を借りないと歩けない状態のうえ、糖尿病、高血圧などを患っている。タミさんと2人で暮らす父親の利夫さん(77)も心臓に持病があり、あまり体が動かない状態だ。

このため、春香さんが週に2回、鹿児島県曽於市から車で1時間半かけて東国原氏の実家に通い、介護を行っている。春香さんは学校にも通って介護の資格も取得。人の手を借りなければ歩けないタミさんに代わりに、数日分持つ食事を用意したり、タミさんの体を拭いたり、脚をマッサージしたりするなど、まめまめしく対応する。しかしタミさんは認知症も始まっており、春香さんの名前を忘れることもある状態だ。

一方で、東京を拠点としてタレント活動を続ける東国原氏。春香さんとは別居婚状態で、月の半分だけ地元に戻る。ところが、親に顔を見せるのは4カ月に1度程度で、親の体には「恥ずかしくて触れない」と顔をしかめる。

さらに、東国原氏は春香さんに対し、自分の好みに合わせた家事を要求。春香さんがつくる料理に、具材の指定だけでなく「ハムは8ミリ幅☓2センチ長」などと切り方も細かく指定。ごはんも電子ジャーではなく昔ながらの羽釜で炊くことを要求する姿が放送された。

春香さんは「(介護を)やる人が周りに私しかいない。私がやらなければ、両親を見殺しにしてしまう」と話す。東国原氏については、「優先的にやらなきゃいけない所をやってもらえたら」と少しは不満を訴えるも、東国原氏と共にいることで「様々なことを知ることができ、とても勉強になる」と述べた。

東国原氏は「プレイヤーだとわからないが、わがまますぎるかも」と反省したが、専門家は春香さんの真面目な性格や、新婚生活で頑張り過ぎ得ているところをあげ「負担が重くなると“介護うつ”になりかねない」と番組の中で警鐘を鳴らした。

この放送を受け、ネットからは東国原氏に対する批判が相次いでいる。

一方で、東国原英夫の一番弟子、早川伸吾氏は、春香さんのことを次のようにツイートした。

また、当の東国原氏は番組の内容を振り返り、次のようにコメントしているが、自身の介護に対する取り組みについての発言はみられなかった。

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