リビア、武装勢力がホテル襲撃 「イスラム国」との関係主張

リビアの首都トリポリで武装集団が高級ホテルを襲撃し、外国人を含めて少なくとも9人が殺害された。
Reuters

リビアの首都トリポリで27日、武装集団が高級ホテルを襲撃し、外国人を含めて少なくとも9人が殺害された。リビアの当局者によると、襲撃されたのは「コリンシア・ホテル」で、トリポリの政府関係者や米国の代表団が滞在していたが、治安部隊が避難させたという。

ワシントンに本拠を置き、イスラム系武装勢力の動向を監視しているシンクタンク、SITEによると、過激派組織「イスラム国」との関係を主張する武装集団がツイッター上に犯行声明を出したという。

一方、リビア当局者は襲撃について、崩壊したカダフィ政権の支持派がホテルに滞在していた政府要人の殺害を狙ったものだとの見方を示した。[トリポリ 27日 ロイター]

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