冬の嵐がマンハッタンに連れてきた自然界の芸術(画像)

アメリカ東海岸を襲った冬の嵐は美しい雪片も連れてきた。マンハッタンなどの東海岸の都市の住人たちが、さまざまな星形の雪片が降ってくるのを見たと報告しその美しい雪の結晶の写真をインターネットに投稿した。
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1月の最終週にアメリカ東海岸を襲った冬の嵐、「ジュノー」がもたらしたのは、強風と凍えるような寒さばかりでない。吹雪は幾何学模様の美しい雪も連れてきた。

さまざまな星形の雪が降ってくるのを見た、とマンハッタンなどの東海岸の都市の住人たちが報告し、その美しい雪の結晶の写真をインターネットに投稿している。

雪の結晶は、上空を漂っている花粉や塵のような物体に、とても冷たい水滴が付着して凍ることで形成されていくという。つまり、水滴と微粒子が出会うことで生まれた氷晶が、地上へ落下する途中でさらに水蒸気と結びついて凍り、成長することで、空に輝く星のような、6つの突起を持った結晶が成長するのだ。

「結晶のパターンにはたくさんの種類があり、星形のものはひとつの例にすぎません」と、気象サイト「weather.com」の気象学者クリス・ドルチェ氏は話している。「しかし、『樹枝状結晶』として知られる星形の結晶が、その中でも最も多く見られるものです」

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この雪の中に潜む結晶の実際の形を、もっとよく見てみたい人には、ロシアの写真家アレクセイ・クリャトフ氏が撮影した結晶の接写写真もおすすめだ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:水書健司/ガリレオ]

Snowflakes of Alexey Kljatov

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