「1%の富裕層」になるためには、アメリカでどれくらい稼げばいいのか(インフォグラフィック)

アメリカで所得が人口全体の「上位1%」に入るには、1年にどのくらいの額を稼げばいいのだろうか。シンクタンク「Economic Policy Institute」が発表したレポートによると、実はその額は住む州によって違う。
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もしあなたがアメリカに住んでいたら、自分の所得が人口全体の「上位1%」に入るには、1年にどのくらいの額を稼げばいいのだろうか。

アメリカのシンクタンク「Economic Policy Institute」が1月26日付けで発表した、州ごとの所得格差を調べたレポートによると、実はその額は住む州によって違う。アーカンソー州では、年間で22万8298ドル(約2700万円)稼ぐ必要があるが、コネチカット州では、67万7608ドル(約8000万円)稼がなければいけない。

コネチカット州は、上位1%に入るために必要な所得額がアメリカで最も高く、さらに最も所得格差の大きい州だ。同州では、上位1%のお金持ちの平均所得が、残り99%の人たちの平均所得の約51倍にのぼる。

一方、上位1%と残り99%の所得格差が最も小さいのはハワイ州。ハワイ州では上位1%の平均所得は残り99%の人たちの平均所得の14.6倍で、年間で27万8718ドル(約3280万円)を稼げば、上位1%に入ることができる。

各州で「上位1%」になるために年間いくら稼がなければいけないか、下の地図から分かる。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:ガリレオ]

第10位:テキサス州のMcAllen-Edinburg-Mission地区

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