新垣隆氏、ドラマ『ゴーストライター』に「思い当たるところがある」

佐村河内守氏のゴーストライターであった新垣隆氏が、小説家とそのゴーストライターを題材にしたフジテレビ系ドラマ『ゴーストライター』の動画企画で、自身の経験について語っている。
時事通信社

新垣隆氏、ドラマ『ゴーストライター』に「思い当たるところがある」

昨年2月、佐村河内守氏のゴーストライターであることを告白したピアニストで作曲家の新垣隆氏が、小説家とそのゴーストライターを題材にしたフジテレビ系ドラマ『ゴーストライター』(毎週火曜 後9:00)の動画企画で、「非常に思い当たるところがありました」などと自身の経験について語っている。

先月27日放送の第3話では、主演の中谷美紀演じる小説家・遠野リサの名前で、川原由樹(水川あさみ)が書いた作品が初めて雑誌に掲載されることになり、ゴーストライターが“誕生”。新垣氏は由樹に感情移入し、「痛みに近い感じを自分の場合も覚えた。ズキンとくるんですよね」「非常に多くの方に音楽を届けられることはうれしかったけれど、自分がやっていることが良いことなのか悪いことなのか。自分の体験と照らし合わせて複雑な気持ちになるシーンが出てくる第3話でした」と素直な感想を述べている。

きょう3日放送の第4話は、リサとゴーストライターの由樹との力関係が逆転することを予想させるようなシーンが連続する。予告映像として流れた、リサが土下座して由樹に「原稿をください」と懇願するシーンも反響を呼んでいる。第4話を観て新垣氏の口から出てきた言葉は「共犯者でありこれは続けるしかない、といったリサのセリフが出てきましたが、もうそこから逃れることはできない、ということは非常に見覚えのあること」と自身の経験を思い起こしたという。新垣氏の動画は番組放送に併せて同日公開。

■あの新垣隆氏が語る連続ドラマ『ゴーストライター』

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