ボコ・ハラム、カメルーン北部で住民100人超殺害か

カメルーン北部フォトコルの地元住民は2015年2月4日、イスラム過激派組織ボコ・ハラムがモスクなどを襲撃し、100人以上を殺害したと述べた。
Reuters

カメルーン北部フォトコルの地元住民は4日、イスラム過激派組織ボコ・ハラムがモスクなどを襲撃し、100人以上を殺害したと述べた。

住民は「ボコ・ハラムは(ナイジェリアの町)ガンバルから早朝にフォトコルに入り、モスクや住宅で100人以上を殺害し、火をつけた」と述べた。地元紙は犠牲者の多くが喉を切られていたと伝えた。

カメルーンの情報相は、フォトコルでの襲撃については発言を控えたが、同国軍がボコ・ハラムの戦闘員50人を殺害したと述べた。軍兵士6人も死亡したという。

また、チャドの軍当局と国営テレビは、同国軍がナイジェリア北部にあるボコ・ハラムの拠点で戦闘員200人以上を殺害し、チャド軍兵士9人も死亡したと発表した。

ボコ・ハラムはナイジェリア北部で数千人を誘拐・殺害しており、国境を越えた襲撃も拡大している。

[ヤウンデ/アクラ 4日 ロイター]

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