ジュリアン・ムーア、アカデミー主演女優賞を初受賞

2015年のアメリカのアカデミー賞の授賞式が22日に開催され、主演女優賞は映画「アリスのままで」のジュリアン・ムーアが初めて受賞した。

2015年のアメリカのアカデミー賞の授賞式が22日に開催され、主演女優賞は映画「アリスのままで」のジュリアン・ムーアが受賞した。

ムーアは、「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズ、「サンドラの週末」のマリオン・コティヤール、「ワイルド(原題)」のリース・ウィザースプーン、「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイクを退け、受賞を果たした。ムーアはこれまでに5度ノミネートされ、同じ1年間に2つのオスカーにノミネートされた11人のうちの1人(2003年の「エデンより彼方に」と「めぐりあう時間たち」)。

ステージに立ったムーアは、「ノミネートされた他の方々の(素晴らしい)演技と比べれば、主演女優賞と言えるほどのものはなかった」と話した。そして、映画「アリスのままで」がアルツハイマー病に光を当てる一助を果たしたことに感謝の意を示した。「アルツハイマー病の人々は、配慮を受けることに値し、私たちは治療法を発見できる」

リサ・ジェノヴァの2007年の小説『静かなアリス』に基づいた映画「アリスのままで」では、ムーアは初期のアルツハイマー病と診断されたコロンビア大学の言語学の教授、アリス・ハウランドを演じている。ムーアは2015年1月、ハフポスト・エンターテインメントの取材に対し、この映画によって自らの人生のすべてに深い感謝をするようになったと述べた。ムーアは「私が本当に思うに、映画はあなたが大事に思うことや人生で望むことについて考えさせ、決して当然のごとく受け入れさせないことです」と話した。

ムーアの受賞には何らの驚きはなかった。なぜなら、同氏は2015年、数多くの賞を総なめにしてきたからだ。「アリスのままで」によって、ムーアは、ゴールデン・グローブ主演女優賞(ドラマ部門)スクリーン・アクターズ・ギルド賞、BAFTA(イギリス映画テレビ芸術アカデミー)、放送映画批評家協会などを受賞した。

2014年は、「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットが主演女優賞を受賞した。

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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