スーダン系英国人医学生9人がシリア入国、イスラム国参加か=報道
英紙ガーディアンは21日、スーダン系英国人医学生9人が、過激派組織「イスラム国」の支配下にある病院で働くためシリアに入国したもようだと報じた。医学生の家族と面会したトルコの野党政治家の話としている。
医学生は女性4人、男性5人で、いずれも10代後半から20代前半。スーダンで学んでおり、スーダンからトルコを経由しシリアに入国したとみられる。報道によると、9人は全員スーダン系だが、英国で生まれ育った。
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英治安当局は、「イスラム国」の人質殺害映像に登場する、通称「ジハーディ・ジョン」も含め、これまでに約600人の英国人が武装組織に参加する目的でシリアやイラクに入国したとみている。
英外務省からのコメントは得られていない。