ジャーマンウィングス機墜落、ヨーロッパが悲しみに包まれる(画像)

2015年3月24日に人里離れたフランスのアルプスに墜落した格安航空のジャーマンウィングス。墜落現場では救助隊員が散らばった破片を確認し、ヨーロッパの各地で大勢の人々が犠牲者の死を悼んだ。

スペインを発ちドイツに向かっていた航空機が、3月24日に人里離れたフランスのアルプスに墜落した。生存者はいないと見られている。

このルフトハンザ航空の子会社で、格安航空のジャーマンウィングスが運航していたエアバスA320型機は、バルセロナからデュッセルドルフに向かう途中に急降下し、レーダーから消えた。その後、機体は地中海に面する都市ニースから北に約65マイル(約105キロ)の場所に位置するフランス・アルプスに墜落しているのが発見された。

この飛行機には、乗客144名、パイロット2名、客室乗務員4名が搭乗していた。犠牲者の多くがドイツ国籍とスペイン国籍の人たちで、その他にもオーストラリア国籍の人が2名、ベルギー国籍とオランダ国籍の人がそれぞれ1名含まれていた。また、スペインの学校との交換留学に参加して帰国途中のドイツの高校生のグループも犠牲となった。

ヨーロッパ中の人々がこの悲惨な墜落事故を悲しみ、犠牲者を悼んでいる。「ご家族やご友人の悲しみは、計り知れません」と墜落現場を視察したドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相は語った。「我々はこの深い悲しみの中で団結し、共にある必要があります」

ASSOCIATED PRESS
生徒たちが事故の犠牲となった、ドイツ西部ハルターンにあるヨゼフ・ケーニッヒ・ギムナジウムの前で、キャンドルに火を灯す生徒。2015年3月24日撮影。
SASCHA SCHUERMANN via Getty Images
ヨゼフ・ケーニッヒ・ギムナジウム前の献花・キャンドル台に集まる生徒たち。2015年3月24日撮影。
Michael Gottschalk via Getty Images
ジャーマンウィングス4U9525便の墜落現場の上空画像。フランス南東部、セーヌレザルブで2015年3月24日撮影。
Sascha Steinbach via Getty Images
デュッセルドルフ国際空港の電光掲示板では、バルセロナ発デュッセルドルフ行きのジャーマンウィングス4U9525便のフライト状況は空欄になっていた。2015年3月24日撮影。
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バルセロナのエル・プラット空港で肩を組み合う犠牲者の家族。2015年3月24日撮影。
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乗客の家族がバルセロナのエル・プラット空港第2ターミナルに到着する様子。スペイン、バルセロナで2015年3月24日撮影。
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フランス防災局のヘリコプターが、フランス南東部のセーヌレザルブ付近を飛行する様子。墜落現場周辺で2015年3月24日撮影。
David Ramos via Getty Images
乗客の家族がバルセロナのエル・プラット空港第2ターミナルに到着。スペイン、バルセロナで2015年3月24日撮影。
Chesnot via Getty Images
フランスのオランド大統領が、エリゼ宮殿での会談後にスペイン国王のフェリペ6世とレティシア王妃に同行した。フランス、パリで2015年3月24日撮影。
ASSOCIATED PRESS
ドイツのデュッセルドルフの空港に到着し、手を握る人々。2015年3月24日撮影。
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フランスの救急隊員(奥)とフランス国家憲兵隊員が、フランス南東部のセーヌレザルブに集まった。墜落現場周辺で2015年3月24日撮影。
ANNE-CHRISTINE POUJOULAT via Getty Images
フランスのベルナール・カズヌーヴ内務大臣(中央)が雨を避けながら、フランス南東部のセーヌレザルブに到着する様子。墜落現場周辺で2015年3月24日撮影。
FRANCOIS GUILLOT via Getty Images
フランスの国会の質疑の途中で、議員たちがジャーマンウィングス機墜落事故の犠牲者150人を追悼して1分間の黙祷を捧げた。2015年3月24日撮影。
墜落した翌日に、セーヌレザルブ近くの墜落現場で、散らばった破片を確認する救助隊員。2015年3月25日撮影。\n
墜落現場で、飛行機の破片の横を通る救助隊員。2015年3月25日撮影。\n

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

France Plane Crash

ジャーマンウィングス機墜落 2015/03/24

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