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2015年04月05日 17時59分 JST | 更新 2015年04月05日 18時08分 JST

加齢で増えた体重を減らすには、食生活ではなくエクササイズが効果的(研究結果)

適度に、そして活発に運動をするかどうかで、年齢に関係した体重増加を食い止める可能性が高いとわかった。

Zena Holloway via Getty Images
5 overweight senior men in an aquafit lesson using dumbbells

年をとると共に体重が増える傾向にあることは、もはや誰にとっても驚きではない。しかし、アメリカ人が加齢と共に体脂肪を増やし、一般的には食生活の質が改善しているのは、少し意外に思うかもしれない。

言い換えれば、アメリカ人はサラダや低脂肪肉といったものでお腹まわりをスリムにしようとしている。そして不運なことに、アメリカ人成人の身体活動、食生活、体重について行われた最近の分析によると、あまり効果を上げていない。かえって、適度に、そして活発に運動をするかどうかで、年齢に関係した体重増加を食い止める可能性が高いとわかった。

20歳から70歳以上のアメリカ人成人4999人のデータを分析した研究は、サンプルとしては十分な規模で、長年にわたってアメリカ人が年をとるにつれてどう食生活とエクササイズのレベルが変化するかを正確に反映している。

サウスカロライナ大学研究チームのリーダーであるラッセル・ペイト博士は、「我々の研究では、アメリカの成人の体重状態に身体運動が最も大きく影響することが分かります。とりわけ年齢と共に減る身体運動が、加齢による体重増加と肥満の比率に、重大な役割を果たしています」と述べた。「アメリカ人成人が年とともに肥満が増加するのは、彼らが消費する食生活の質に見られる変化では説明がつかないのです」

ペイト博士は、国民健康栄養調査からのデータを分析した。この調査では加速度計を用いて活動を計測し(この調査の良い点は、自己申告よりはるかに正確な情報を得られることだ)、体重、BMI、胴回り、食生活の質を記録した。その上で彼は人種、民族、社会経済的地位、喫煙の有無といった要素を考慮に入れて調整を行った。

そこから導かれた事実は? ペイト博士は次のように述べた。

「アメリカ人は政府指定の身体運動ガイドラインを満たすべきです。週に150分の適度に激しい身体運動が必要です。もしアメリカ人成人がこのガイドラインを満たせば、肥満率は現在のものより実質的に下がるでしょう」

アメリカ心臓協会によると、全般的にアメリカ人の活動レベルは座ってばかりの仕事や、テクノロジー、恵まれた公共交通機関が選択できるおかげで、低下していると指摘する。我々はその便利さの代償は健康で払っている。つまり、成人の約69%が肥満か体重過多のいずれかで、糖尿病、循環器疾患、がん、生殖上の問題へのリスクが高まっている

ペイト博士の調査は、学会誌「Medicine & Science In Sports & Exercise」最新号で発表された。

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