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2015年04月07日 01時01分 JST

イスラエルのネタニヤフ首相、イラン核開発の枠組み合意に反対「間違った合意を阻止する」

イランの核開発をめぐる交渉が4月2日に枠組み合意したことを受けて、イスラエルのネタニヤフ首相は5日、アメリカABCテレビの討論番組「ディス・ウィーク」で改めて反対を表明した。

DAN BALILTY via Getty Images
Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu chairs the weekly cabinet meeting at his Jerusalem office on March 29, 2015. Netanyahu denounced as 'dangerous' a nuclear accord that world powers are negotiating with Iran, saying it goes beyond what his government had feared. AFP PHOTO / POOL / DAN BALILTY (Photo credit should read DAN BALILTY/AFP/Getty Images)

イランの核開発をめぐる交渉が4月2日に枠組み合意したことを受けて、イスラエルのネタニヤフ首相は5日、アメリカABCテレビの討論番組「ディス・ウィーク」で改めて反対を表明した。

「この合意は間違っていると思う」とネタニヤフ首相は「ディス・ウィーク」の司会者マーサ・ラダッツ氏に語った。「巨大な核のインフラを持ったイランが残ることになる」

ネタニヤフ首相は3日、今回の合意を繰り返し非難した。イランへの経済制裁を緩和すればイラン経済が活性化し、自由にテロリズムを支援する力が蓄えられることになるだろうと強調した。

「イランは経済制裁の緩和で流入する資金を学校や病院、道路の建設には使わないだろう」とネタニヤフ首相は述べ、経済制裁の緩和でイランの経済が成長する可能性について言及した。「マーサさん、イランは自分たちが関わる世界中のテロ組織や、現在中東を征服しにかかっているイラン軍を強化するために資金を使おうとするのです」

ネタニヤフ首相は、だからこそ国際社会があくまでも「より賢明な合意」を求めるべきだと提案した。そうすれば世界の大国が制裁の解除に同意する前にイランの「世界的規模のテロ組織」の拡大を食い止められると述べた。

どのような合意なら可能なのかについては言及を避けたが、シリアが国際社会、特にロシアの圧力とアメリカ軍の介入で化学兵器の貯蔵を廃棄することに応じた2013年の合意を引き合いに出した。

「シリア和平はどうやって実現しましたか?」とネタニヤフ首相は尋ねた。「圧力を増したからでしょう。シリアがそれを見て、そして、そうした圧力がシリアに雨あられのようにかけられ、そして同意したんです。それ以前は同意しなかったことをですよ」

しかし2014年12月、アメリカはシリア政府が合意を反故にし、「組織的に、繰り返し化学兵器を使用」し続けていると主張している

ネタニヤフ首相は5日にNBCの討論番組「ミート・ザ・プレス」にも出演し、司会のチャック・トッド氏と共に、ネタニヤフ首相に対して反対意見を持つ出演者との討論に応じた。

「私はいかなる合意も否定するつもりはありません」とネタニヤフ首相は述べた。「間違った合意を阻止しようとしているのです」

また、イランに核施設の保有を認め続ければ、中東の敵対国が対抗して核兵器開発に乗り出しかねないと主張した。

ネタニヤフ首相のテレビ出演は、イスラエル政府による、今回の枠組み合意に反対するロビー活動の一環として実現した。枠組み合意はイスラエルの安全保障を脅かし、イランを助長させることになるとの主張だ。AP通信によると、イスラエル当局は週末にかけて今回の枠組み合意の欠陥を一覧にした分析を公表した。この分析はネタニヤフ首相によってさらなる反対機運を掻き立てるものとなりそうだ。

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