【ボルティモア暴動】史上初の無観客試合、球場から観客が消えた（画像）

メリーランド州ボルティモアのカムデン・ヤーズにある、メジャーリーグのボルティモア・オリオールズの本拠地「オリオールパーク」。4月29日のシカゴ・ホワイトソックス戦は27日に発生した暴動の影響でメジャーリーグ史上初の無観客試合となった。ファンは入場を許されず、スタンドは空っぽのままだった。

アフリカ系アメリカ人男性フレディー・グレイさん（25）は、警察に逮捕された際に負った傷が原因で拘留中に死亡した。葬儀のあった4月27日に暴動が発生し、街の各所が炎上し、略奪が横行した。

通常のゲームで行われる国歌斉唱や「セブンス・イニング・ストレッチ」（7回裏のホームチーム攻撃時に立ち上がって「私を野球に連れてって」を歌って体を伸ばすイベント）はいつもどおり行われた。

オリオールズのバック・ショウォルター監督はAP通信に「すべてはこの街にとって最善となること、そして私たちの安全のためだ」と語った。「最悪なのはファンが被害に遭うことだ。安全策をとらなければならない」

試合は8-2でオリオールズがホワイトソックスを下した。ホームチームのアドバンテージがどれだけあったかは言いづらい。なぜなら……そう、誰も彼らを応援してなかったからだ。

無観客試合の様子を見てみよう。

この記事はハフポストUS版で掲載されたものを翻訳しました。

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