5月13日午前10時44分ごろ、韓国・ソウル市南部の瑞草(ソチョ)区にある陸軍の予備軍訓練場で、20代の予備軍兵士が銃を乱射、1人が死亡、3人が負傷した。負傷者のうち1人は頭を撃たれ重体という。乱射した兵士は銃で自殺した。
聯合ニュースによると、この兵士は射撃訓練のため、銃弾10発を支給され、K-2小銃で標的に向かって1発打ったあと、突然振り返って、待機していた予備軍兵士に向かって計7発を乱射したという。現場には、大尉を含む現役兵士も9人いたことが確認されており、韓国陸軍は管理が行き届かなかった可能性があるとみて調べている。
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この兵士は、精神状態などに不安を抱える「関心兵士」に分類されていた。韓国メディアは、特別な管理が必要にもかかわらず、一般の兵士と同様に銃弾を支給され、射撃訓練を命じられていたことを問題視している。
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