渡辺元智・横浜高校監督が今夏で引退 甲子園の強豪、松坂大輔ら輩出

高校野球の強豪として知られる横浜高校の渡辺元智監督(70)が、体調不良を理由に2015年夏を最後に引退する。神奈川新聞が5月14日、伝えた。

高校野球の強豪として知られる横浜高校の渡辺元智(わたなべ・もとのり)監督(70)が、体調不良を理由に2015年夏を最後に勇退する。神奈川新聞が5月14日、伝えた。

渡辺監督は神奈川新聞社の取材に「思うように体が動かなくなり、グラウンドに出るのが負担になった。選手を裏切るような形になって申し訳ない。夏は最後まで指揮を執る」と語った。

横浜高・渡辺監督が勇退 甲子園5度制覇 今夏限り、後任は平田部長|カナロコ|神奈川新聞ニュースより 2015/05/14 03:00)

渡辺氏は横浜高校野球部時代は外野手。卒業後、1968年に監督に就任した。1973年に春の選抜大会に初出場で初優勝を成し遂げ、1998年には春夏連覇を達成した。甲子園出場は春15回、夏12回。うち春3回、夏2回優勝するなど、全国屈指の強豪校に育て上げた。

1980年に夏の大会で初優勝したときのエース、愛甲猛選手(ロッテ→中日)、1998年の春夏連覇時のエース、松坂大輔投手(現・ソフトバンク)や成瀬善久投手(現・ヤクルト)、涌井秀章投手(現・ロッテ)、筒香嘉智内野手(現・DeNA)ら、多くのプロ野球選手が輩出した。

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事