ジョニー・デップの愛犬、なぜ安楽死の危機に?

ジョニー・デップの愛犬2匹が、オーストラリアで安楽死の危機に瀕している。農相がデップに対し、「2匹を即時送還しなければ、安楽死させる」と警告したのだ。
FILE - In this file film publicity image released by Disney, Johnny Depp portrays Captain Jack Sparrow in a scene from,
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ASSOCIATED PRESS

人気俳優ジョニー・デップの愛犬、ピストルとブーが、オーストラリアで安楽死の危機に瀕している。オーストラリア農相は5月13日、デップに対し、「2匹をカリフォルニアに即時送還しなければ、安楽死させる」と警告した。BBCなどが報じた。

デップは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の撮影のため、4月にプライベートジェットでオーストラリアにやってきた。しかし、2匹は検疫を通らず、無許可で入国していたという。

動物を国境を超えて移動させることは、感染症や病気を運ぶことにもつながることから、各国では検疫を設けている。オーストラリアに犬を連れて入国する際には、最低でも10日間の検疫を受けることが義務付けられていた。

2匹の違法入国は、ペットサロンに連れて行かれたことから発覚した。不注意にもトリマーが2匹の写真を地元メディアに漏らしてしまい、12日に記事化されて注目を浴びてしまったのだ。「どうなるか、その時は考えが及ばなかった」とトリマーは詫びた。

2匹を救おうと、ソーシャルプラットフォーム「チェンジ・ドット・オーグ」で署名活動まで始まっている。オーストラリアン紙によると、農水省はデップの妻で女優のアンバー・ハードに連絡を取り、状況を聞いているという。

Baby #Pistol 🐶 #amberheard

Amber Heardさん(@amberheard_official)が投稿した写真 -

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