テニス・全仏オープンは5月31日(現地時間)、パリ・ローランギャロスで男子シングルス4回戦があり、第5シードの錦織圭はテイムラズ・ガバシビリ(ロシア)を6-3、6-4、6-2のストレートで下し、初のベスト8進出を決めた。
朝日新聞デジタルなどが伝えた。全仏オープンでベスト8に進出した日本人は、男子選手では1933年にベスト4に進んだ佐藤次郎以来、82年ぶりの快挙。
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錦織はガバシビリと2015年4月のバルセロナ・オープンでも対戦して勝利を収めていたが、「一定のリズムでバンバン打たれると手に負えなくなる」と気を緩めることなく、序盤から果敢に攻めた。
立ち上がりからエンジンを全開にし、相手の最初のサービスゲームで第2サーブを攻めていきなりブレーク。その後もコースを突く第1サーブを軸に、相手のリズムを狂わせた。体勢が崩れても的確に返す守備力もさえ、断続的に降る雨に動じることもなかった。
(時事ドットコム:好調サービスで圧倒=錦織、未体験の領域へ-全仏テニスより 2015/06/01 01:08)
これで錦織がベスト8入りしていない4大大会はウィンブルンドンのみとなった。準々決勝は6月2日の予定。対戦相手は、地元フランスのジョー=ウィルフリード・ツォンガ(世界15位)と決まった。
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錦織は「勝ててうれしい。8強に入れてよかった。新しい歴史を作ることは自分のモチベーションになる。まだまだこれからです」と快挙を謙虚に振り返った。
(錦織「新しい歴史モチベに」日本男子82年ぶり8強 - テニス : 日刊スポーツより 2015/06/01 02:01)
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