玄関はオランダだけど、家の中はベルギー? 世界の変な国境9選

周りを海で囲まれている日本に住む私たちにとって、国境はあまりなじみ深いものではないかもしれない。しかし、世界中にはとてもユニークな国境がたくさんある。

周りを海で囲まれている日本に住む私たちにとって、国境はあまりなじみ深いものではないかもしれない。しかし、世界中にはとてもユニークな国境がたくさんある。

接する2つの国の違いがよく分かる国境もあれば、美しい絵が描かれた国境もある。それに同時に3カ国にまたがる国境があることをご存知だろうか?

国を分けることの面白さが分かる9つの国境をご紹介しよう。

1.オランダとベルギーの国境

領土が、別の国の中にある場所を「飛び地」と呼ぶが、オランダーとベルギーの間には飛び地だらけの場所がある。それはオランダの町「バールレ=ナッサウ」だ。「バールレ=ナッサウ」の中にベルギーの飛び地「バールレ=ヘルトフ」が存在し、さらに「バールレ=ヘルトフ」の中にもオランダの飛び地がある。ちょっと歩いただけで国が変わる、国境だらけの場所なのだ。

住宅やお店の中を国境線が通っているところもあり、その場合は正面玄関がある方の国に、建物は属することになっている

この地を旅する人は四六時中国境を越えることになるが、地面に白く記された印で、自分がどちらの国にいるかが分かる。画像では、左側がオランダで右側がベルギーだ。

2.アメリカとカナダの国境

アメリカとカナダの国境には、数年に1度作業員が木を切り倒す場所がある。そしてそこは親しみを込めて「ザ・スラッシュ(切り込み)」と呼ばれている。

3.ポーランドとウクライナの国境

この美しいデザインは、2012年に開催されたランドアートフェスティバルのために、ポーランドとウクライナにまたがる穀物畑に描かれたものだ。

4.ハイチとドミニカ共和国の国境

ハイチ(左)とドミニカ共和国(右)の国境を見ると、ハイチで森林破壊が進んでいる様子がよく分かる。

5.中国とマカオの国境

中国の特別行政区マカオでは車は左側通行だが、中国は右側通行だ。そのため、国境の橋「ロータス・ブリッジ」には、左右を切り替えるためのインターチェンジが設けられている。

6.アメリカとメキシコの国境

アメリカとメキシコの国境があるボーダー・フィールド州立公園では、カリフォルニア州サンディエゴとメキシコの街ティファナを仕切る柵がある。

7.アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルの国境

ここはアルゼンチン・パラグアイ・ブラジル3カ国の国境が接する面白い場所だ。イグアス川パラナ川がこの場所で合流する。

8.ドイツとチェコ共和国の国境

樹木を食べて枯らす「キクイムシ」に対して、ドイツとチェコは異なる対策を取っている。ドイツは伐採して新しい木を植えているが、チェコでは伐採をしない。この国境はその違いがよく分かる場所だ。

9.東ドイツと西ドイツの旧国境

ドイツ中部の町イフタの郊外には、かつて旧東ドイツと旧西ドイツを隔てていた国境の跡があり、当時の様子が分かる博物館や展示会、記念館などがある

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:遠藤康子、合原弘子/ガリレオ]

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