又吉直樹の「火花」、累計124万部に 印税はどのくらい?

芥川賞に決まったお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説「火花」について、文芸春秋は21日、さらに20万部増刷すると発表した。累計発行部数は124万部になる。

第153回芥川賞に決まったお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん(35)の小説「火花」について、文藝春秋は7月21日、さらに20万部増刷すると発表した。累計発行部数は124万部になる。47NEWSなどが伝えた。

同社によると、受賞発表の直後に40万部の増刷(累計104万部)を決めたが、全国の書店で完売しているという。増刷の理由について「勢いが続いた場合にまだまだ供給が足りなくなる状況も起こり得るため」と説明している。

「火花」が累計124万部に 文芸春秋、完売で増刷 - 47NEWS 2015/07/21 13:24)

サンスポによると、印税は単純計算で約1億6000万円程度に上るとみられる。

毎日新聞によると、芥川賞受賞作の単行本のミリオンセラーは、2003年下期の綿矢りささん「蹴りたい背中」(河出書房新社刊)の127万部以来。それ以前は1976年上期の村上龍さん「限りなく透明に近いブルー」(講談社刊)の約131万部という。

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