ジンバブエのライオン「セシル」射殺、漫画家らからも批判の声

「ジンバブエで最も有名なライオン」と称されていたアフリカライオンの「セシル」が、アメリカ人ハンターによって射殺された事件で、世界中の漫画家たちがセシルを称える作品を寄せた。

「ジンバブエで最も有名なライオン」と称され親しまれていたアフリカライオンの「セシル」が、アメリカ人ハンターによって射殺された事件で、世界中の漫画家たちがセシルを称える作品を寄せた。

セシルを射殺したアメリカ人の歯科医師ウォルター・パルマー氏は、狩猟を正当化する発言をしている。

セシルの亡骸は、頭を切り取られて、皮を剥がれた状態で、彼が生息していた国立公園から800メートルほど離れた場所で見つかった。セシルは夜間に、えさを使って公園の外におびき出されたとみられている。公園内での狩猟は、日中に、許可を得た場合にのみ許可されている。

パルマー氏は「合法的に狩猟を行うため地元ガイドの指示に従った。ライオンが有名で地元で愛されていたこと、研究用に首輪をつけられていたことは狩猟の後にわかった」と述べている。

セシルの死に対して世界中から批判の声が上がった。俳優のリッキー・ジャーヴェイスやジャーナリストのピアーズ・モーガン、人気司会者のジミー・キンメルらも、パルマー氏の行動に対して怒りを表明した。

世界中の風刺漫画家たちも、セシルを称えるためペンを取った。

この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。

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