73歳のおばあちゃん、貧しい子供たちにランチを届ける。自ら車を運転して。

学校は夏休みだが、この73歳のおばあちゃんにとっては、忙しい季節だ。

学校は夏休みだが、フィリス・ショウネシーさんにとっては、忙しい季節だ。

この73歳のおばあちゃんは、この夏ワシントン州グレイズハーバー郡で、平日は低所得家庭の子供たちにランチを配って過ごしている。その子供たちは、(夏休み中は)学校の授業がないので、無料もしくは少額で支給される給食を食べそびれるおそれがあった。

「私たちは、何かをするために、この地球にいるのです」と、ショウネシーさんはKing5に語った。「もらうよりも、与えるほうがいいのですよ」

ショウネシーさんは、助成制度の変更に合わせて、学期中は給食を支給される子供たちのための「グリーン・ランタン・ランチ」プログラムを立ち上げた。新しい助成制度は、サマープログラム中は、食事を1カ所で提供するように求めているが、地方に住む子供たちがそこに行くのは難しかった。

「私たちは、(助成制度を)諦めなければなりませんでした」と、ショウネシーさんはPeople.comに語った。「なぜなら、集合しなければいけない場所に、子供たちを連れて行けなかったからです」

そこでショウネシーさんは、困っている子供たちの所まで、直接食事を届けることにした。月曜から金曜まで、彼女とボランティアのグループは、昼食をつくるためにキッチンを提供してくれている地元のレストランに集合する。同グループは、1日200食以上の昼食を作り、この夏だけでも、延べ7000食を配ったという。

「フィリスさんがここに来ると、子供たちはいつもワクワクしてるんです」と、子供たちのお母さんのひとり、アンジェラ・アロヨさんは話した。このプログラムは8月28日に終わる予定だが、同グループは、この取り組みを学期中にまで延長して、この地域で週末のランチ・プログラムを行うことを望んでいるという。

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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