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2015年10月22日 23時35分 JST

火星人は仏教徒だったのか? NASAが撮影した「仏像」の正体は(画像)

自称UFO研究家スコット・C・ウェアリング氏は、やや戸惑いながらこう書いています。「この写真だけでも火星にかつて知的生命体が存在したことを国連に確信させるのに十分なはずだが、NASAは真実をだれにも知られたくないのだ」

NASA/JPL-CALTECH/MSSS

「仏像」のような物体が火星で発見されましたが(上の写真)、イギリスのミラー紙の見出しによれば、その物体は「火星に知的生命体が存在していた"証拠"」だそうです。

この話の筋を追うと、赤い惑星の表面は古代の遺跡や遺物だらけという怪しい事実にたどり着きます。

話の出どころはufosightingsdaily.comです。サイトの見出しは、この物体を「火星で発見された驚くべき火星の神!」としています。発見の日付は2015年10月になっています。

ufosightingsdailyの自称UFO研究家スコット・C・ウェアリング氏は、やや戸惑いながらこう書いています。「この像は前にも見たと思うが、こんなに近くで見たのは初めてだ。...顔と頭が右を向いており、胸とぽってりした腹、肩が認められる。この写真だけでも火星にかつて知的生命体が存在したことを国連に確信させるのに十分なはずだが、NASAは真実をだれにも知られたくないのだ」

まず第一に、ウェアリング氏が言っている「像は前にも見た」は間違っていませんが、「こんなに近くで見たのは初めてだ」は間違いです。

ちょうど1年前、岩石に囲まれたこの「像」が写っている写真を(2014年10月7日に)NASAの探査機キュリオシティが火星で撮影した直後、ウェアリング氏のufosightingsdailyは(10月13日付けで)記事と像のような物体の画像処理されたクローズアップ写真を掲載し、「火星で座像を発見」という見出しを付けています。発見の日付は2014年10月になっています。

疑問なのは、ufosightingsdailyが1年前に像を発見したと主張しているのに、今回なぜ同じ像が今月発見されたばかりだと言っているのかです。このサイトはさらに、火星に存在する奇妙な物体の画像がたくさん見られるYouTubeチャンネル、パラノーマル・クルーシブルがこの像を発見したとしています。

このサイトでは、以下の動画で見られるように、NASAの像の写真を画像処理して、やり過ぎと言えるほど細部を鮮明にしています。

「このNASAの画像の画質が悪いため、カラー化技術を利用し、少し加工を加えて画像を再構成する必要がありました。火星には、自分たちの王か神の記念碑を作るのに十分な知性を備えた高度な文化が存在していたようです」とパラノーマル・クルーシブルでは解説しています。

以下の左の画像はNASAが2014年に撮影した元の画像の拡大写真で、右の画像はそれをパラノーマル・クルーシブルが画像処理し、カラー化したものです。

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ここ数年間で、ほかにも「異星の」物体が火星で撮影されたと言われています。NASAは決まってその種の物体を岩石層を誤認したものとして片付けています。異星の物体には、イグアナ、浮遊するスプーン、信号機、古代都市、人間の形をした彫像、ピラミッド、指、大腿骨、ドアハンドルなどがあります。ほかにも例を挙げればキリがありませんが、以下のスライドショーで奇妙な形をした火星の岩を確認することができます。

ここで忘れてはならないのは、地球の隣人「月」で撮影された奇妙な物体です。2014年、ネットユーザーが、月面に長い影を落としている背の高い、ぼんやりした人間のような立像を発見しました。

最近発見された火星の水もそうですが、事実が主張を裏付けていない限り、この種の報告の信憑性はゼロです。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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