女子テニスの女王セリーナ・ウィリアムズが11月4日、公式Facebookを更新し、レストランで自身の携帯電話を盗もうとした泥棒を捕まえたことを明かした。セリーナ自身が逃げた泥棒を追いかけたのだという。
セリーナはその日、中華料理を楽しんでいた。携帯は椅子の上。ふと気が付くと、見知らぬ男が側に立っていた。『彼はお客さんなのかも…?』『トイレを待っているのかも…』など、自分で勝手な理由をつけて不気味な印象を払拭しようとしたが、意識せずにいられなかったという。
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「すると突然、男は私の携帯電話を掴んで去っていった。私は叫びました。『オー・マイ・ゴット!あの男が私の携帯電話を盗んだ!』って」。
セリーナは、なりふり構わず飛び上がり、男を追いかけた。「彼は私を見て走り出したけど、私の方がはるかに速かった。すぐに、追いついた」とその時の様子を振り返った。
しかし、男に追いついてもセリーナは親切な態度を装い、「自分の携帯電話と間違ったのか」と尋ねたのだという。
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困惑した男は、すぐには言葉が出てこなかったとセリーナは説明した。そして男はこう続けたのだと綴っている。
「おい、私のしたことが、わかっているだろう。とても紛らわしかった。きっと私は、違う電話をつかんでしまったのかも」
なお、この様子を収めた監視カメラの映像が、ネットに投稿されている。
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