トルコ大統領、飛び降り自殺しようとしていた男を偶然助ける【動画】

大統領は男性の手を握ってしばらく会話しました。

トルコのエルドアン大統領が12月25日、橋から飛び降り自殺を図ろうとしていた30代の男性の命を、偶然救った。地元通信社のドーガンなどが報じた。

この日、大統領は金曜日の礼拝を終えたあと、専用車でイスタンブールを移動していた。高さ64メートルのボスボラス大橋を通りかかったところ、自殺しようとしていた男性を発見。大統領は警護員たちに、男性を連れてくるよう指示した。

当時、通報を受け出動した地元警察が、約2時間にわたって男性へ説得を続けていた。警護員らは男性に近づき、「大統領が対話をしたい」と説得。男性を大統領専用車に案内した。

男性は大統領を見るとすすり泣きを始めた。大統領は男性の手を握ってしばらく会話した。男性は家族の問題を抱えており、重度のうつ病を患っていたという。大統領は男性に、二度と自殺を考えないよう忠告。その場で問題解決を担当する当局に携帯電話をかけ、指示を出したもようだ。

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「私の心配する心」

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