テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」の降板が決まった古舘伊知郎さん(61)の後任のメインキャスターとして、富川悠太アナウンサー(39)ら同局の報道番組の現役キャスターを中心に人選が進められていると、スポニチなどが12月25日に伝えた。
「ポスト古舘」の後任候補には、これまで羽鳥慎一さん(44)や宮根誠司さん(52)らフリーアナウンサーの名前が上がっている。
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テレビ朝日関係者は「あと3カ月のタイミングで羽鳥さんや宮根さんに切り替えるのは物理的に難しいのでは」と指摘。報ステのキャスターは月曜から金曜まで、正午頃から放送終了までの約半日をテレ朝で過ごすことになり、ほかの番組への出演は難しい。また、「局アナなら制作費も抑えられる」という実情もある。
そこで浮上したのが、富川アナ。04年の番組開始時から現場リポーターを務め、古舘氏が夏休みなどで番組を休む際には代理を担ってきた。同局関係者は「視聴者に親しまれており、古舘氏との交代が最もスムーズにいく」と話している。「富川アナの実力は未知数。環境が整った後で著名なキャスターのリリーフがあるかも」という見方もある。また、報道番組で実績を積んだ平石直之アナ(41)、アナウンサーから報道記者に転身した中丸徹氏(40)を候補とみる関係者もいる。同局は「後任は調整中」としている。
(「報ステ」古舘氏後任は富川アナ最有力 羽鳥&宮根待望論も… スポニチ より 2015/12/25 05:35)
このほか、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」でメインキャスターを務める渡辺宜嗣さん(61)も有力候補に挙がっているという。
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