女優の藤原紀香らを輩出した「第48回ミス日本コンテスト2016」が1月25日、都内のホテルで開かれ、慶応大学2年の松野未佳さん(20)がグランプリに輝いた。松野さんは維新の党・松野頼久代表の次女。また「ミス着物」は、元フォーリーブス・おりも政夫の長女で女優の織茂璃穏(おりも・りお 24)さんが受賞した。
松野さんは「とにかくうれしい」と声を弾ませた。
「小学校の頃から一貫校でずっと慶応にいましたので、外の世界を全然知らなくて、将来に不安を抱いて」ミス日本に応募することを決意。くっきりした目鼻立ちだが「外面は顔が父にそっくりと言われることが多く」それがコンプレックスだったとも言う。
かつては将来の夢として政治家を挙げていたが、今は「一度社会経験を積み、自分がどんな形で社会のお役に立てるのか改めて考えたい」とも考えている。
(2016年度ミス日本グランプリ 松野未佳 | ミス日本公式サイトより 2016/01/25)
記者会見する維新の党の松野頼久代表=17日午後、東京・国会内(2015年12月17日)
ミス日本コンテストでは、維新の党の松野頼久代表の次女の松野未佳さん(右から3人目)がグランプリに輝いた。左が「ミス着物」の織茂璃穏さん=2016年1月25日
一方、織茂さんは「父への恩返しにもなったらいいな」と笑みを浮かべた。
昨年も出場したがファイナリスト入りを前に東日本予選で落選。新聞で「おりも政夫の娘敗退」などと報じられた。「今大会でリベンジして、父にも私の力を見せたい」という思いで再挑戦し「ミス着物」をつかみ取った。
(2016年度ミス日本ミス着物 織茂璃穏 | ミス日本公式サイトより 2016/01/25)
おりも政夫さん=東京都文京区の講談社講堂(2002年5月9日)
今回のコンテストは「行動する健康美人」をテーマに開かれた。2804人の応募の中から予選を勝ち抜いた13人が最終選考に臨んだ。着物や水着審査、ドレス審査、自己PR、質疑応答などを経て選出された。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー
関連記事