大抵の少女なら、1000体ものバービー人形を目の前にできるとなれば天にも昇る気分で全部自分のものにしたくなるだろう。
しかしバージニア州ノーフォークに住む9歳のジャンニ・グラハムちゃんは、全部あげてしまうつもりだ。
ジャンニちゃんは、地域の児童養護施設やや、家のない人々の避難所(シェルター)に住む子供たちにあげるため、これまでに数百体ものバービー人形を集めたという。
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養護施設の女の子たちも、そうでない子と同じものを持てるようにしてあげたい、とWTKRの取材に対して語るジャンニちゃん。
ジャンニちゃんの母親ホイットニー・グラハムさんによれば、ジャンニちゃんがこの計画を思いついたのは、クリスマスの数日後自身のバービー人形で遊んでいるときだったという。WTKRによれば、自分がクリスマスにもらった2体の人形を、最初に寄付すると決めた。
ホイットニーさんは「話し相手がいないと感じる少女たちにとって、バービーは友達になってくれるとジャンニは言うのです」と述べた。
ジャンニちゃんの最終目標は1000人の女の子のために1000体のバービー人形を集めることだ。ジャンニちゃんのInstagramによれば、これまでに約700体の新品の人形が集まったという。ジャンニちゃんは、それぞれの人形に個別の手紙を添えることも計画している。
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アメリカ国内中の多くの人々が、ジャンニちゃんが寄付できるように、バービー人形を郵送したり持ってきたりしている。1000体の目標を達成したら、ジャンニちゃんは自身の手でシェルターに届け、少女たちの住む里親宅の住所リストに送る計画だ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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