橋下徹氏と羽鳥アナがTVタックルの枠で新番組 どんな内容?

毎週月曜午後11時15分のバラエティー枠(現在は『ビートたけしのTVタックル』を放送中)でレギュラー放送が決定。
Osaka Mayor and a co-founder of the nationalist Japan Restoration Party Toru Hashimoto, right, leaves after a press conference at Osaka City Hall in Osaka, western Japan Wednesday, June 19, 2013. (AP Photo/Kyodo News) JAPAN OUT, MANDATORY CREDIT
Osaka Mayor and a co-founder of the nationalist Japan Restoration Party Toru Hashimoto, right, leaves after a press conference at Osaka City Hall in Osaka, western Japan Wednesday, June 19, 2013. (AP Photo/Kyodo News) JAPAN OUT, MANDATORY CREDIT
ASSOCIATED PRESS

橋下徹氏、8年ぶりバラエティー界に復帰 羽鳥慎一アナと初タッグで新番組

大阪府知事、大阪市長、大阪維新の会代表、おおさか維新の会代表などを歴任したタレントで弁護士の橋下徹氏(46)が、4月からテレビ朝日系の新番組にレギュラー出演することが15日、わかった。昨年12月に政界を引退した橋下氏が8年ぶりにバラエティー界に復帰。その手始めとして、橋下氏と同じ早稲田大学政治経済学部経済学科卒のフリーアナウンサー・羽鳥慎一(44)と初タッグを組む。

橋下氏は「ちょっと爽やか過ぎて、画面に一緒に並ぶのが嫌な感じです」、羽鳥アナは「人に嫌われる事を恐れずに生きてきた橋下さんと、人に嫌われる事を恐れてきた羽鳥との化学反応をぜひご期待ください」と、それぞれコメントを寄せた。

橋下氏は、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)にレギュラー出演するようになった2003年頃から全国的に知名度を上げ、“風雲児”として各バラエティー番組で活躍。政治家に転身すると、既成概念にとらわれない政治の構造改革に挑み続けた。弁護士時代からしばしば過激な言動で物議をかもしてきた橋下氏は「政治家になる前はテレビでかなり無理してましたので、もうあのようにはできません。今回は普通に、そして政治家の経験を少しでも活かすことができればと思います。政治家の経験なんてこの番組では邪魔かもしれませんが」と希望を抱く。

一方、羽鳥アナは2011年4月から同局の“朝の顔”として生放送番組(『モーニングバード』、昨年9月28日から『羽鳥慎一モーニングショー』/月~金 前8:00)の司会を担当。これまで政治家時代の橋下氏のニュースを幾度となく取り上げ、鋭い疑問を投げかけてきた。「大学時代にキャンパスですれ違っていたであろう橋下さん、そして、今、何がしたいのか世の中が一番注目していると言ってもいい橋下さんとの番組は楽しみです」と意気込んでいる。

新番組はタイトルも内容も現時点で未定。仮に『橋下×羽鳥の新番組始めます!』として3月23日に3時間特番(後7:00~9:48)でお試し版を放送し、4月から『橋下×羽鳥の新番組!』として毎週月曜午後11時15分のバラエティー枠(現在は『ビートたけしのTVタックル』を放送中)でのレギュラー放送は決定している。

まず3時間番組で、3つの企画にチャレンジし、その中に二人が“しっくりくる”企画があれば、4月からのレギュラー番組として採用するという。1つ目、『橋下ちゃんに教えてあげる!~今、ニッポンのリアルはこんな感じですよ~(仮)』は、大阪に夢中で、それ以外の事にウトくなっているかもしれない橋下氏に、羽鳥アナのナビゲートで「今日本中で話題になっている旬な人物・モノ」を詳しく教える情報バラエティー。

2つ目は、『橋下さん!日本のこんな所オカしくないですか?(仮)』。橋下氏&羽鳥アナが待つスタジオに、ひとクセある「論客ゲスト」たちが集結して、それぞれ「今の日本はここがオカしい!」と思っている事を発表。事の大小を問わず、日本の未来を真剣に考えてトークを交わす。

3つ目は、『橋下&羽鳥の歩くワイドショー“ナロウショー”(仮)』。“広い=ワイド”とは逆の意味の“狭い=ナロウ”。市民の暮らしに興味がある橋下氏と羽鳥アナが全国津々浦々の「“ナロウ”だけど興味がある街」を楽しくめぐる。

しっくりくる企画がなければ、4月以降もレギュラー放送の中で番組内容決定を目指し、新企画にチャレンジしていくという、前代未聞の試み。番組タイトルも採用される企画次第となっている。

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