離婚したくないのなら、結婚前に絶対に話し合っておくべき7つのこと

離婚を避けたい全てのカップルが大切な人と話しておくべき、7つの気まずい(けれども、重要な)話題をリストアップした。
Couple crisis
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誰かと結婚すると決める前には、あらゆる話題について話し合うべきだ。それは気まずい話かもしれないが、今その話をしておくことで、長期的には大きな問題を避けることができるかもしれない。

以下に、離婚を避けたい全てのカップルが大切な人と話しておくべき、7つの気まずい(けれども、重要な)話題をリストアップしてみた。これらは全て、心理学者などの専門家のアドバイスに基づくものだ。

1. 両親とはどの位親しいか?

両親の干渉度合いがあなたとパートナーの場合で異なっていて、さらに、それぞれがそのことを当たり前だと思っているならば、問題が起きるのは必至だ。「早い段階でどの位が一番快適かについて話し合おう」と、心理学者で、離婚調停の専門家のクリスティン・ダビン氏は述べた。

「親の問題は通常、一方の家族が夫婦と過ごす時間を独占する場合に問題となります。特に休暇や子供が産まれた時に顕著になります。

どうすればお互いの家族が干渉し過ぎだと感じることなく、一緒に楽しく過ごせるのか、どうすれば頻繁に断ったり、家族関係を傷付けずに、家族一丸となれるのかなどを、お互いに聞きましょう」

2. セックスはふたりの関係の中でどの程度大切か?

最初の頃の熱く激しく、一日中自然とセックスするような時期には騙されないようにしよう。多分それは、永遠には続かない。だからこそ、パートナーにとってセックスがどの位優先度が高いものかという基本的な理解を得ることが重要だと、コロラド州デンバーのマリッジ・アンド・ファミリー・クリニックのオーナーであり、結婚および家族セラピストであるアーロン・アンダーソン氏は述べた。

アンダーソン氏「セックスは、結婚カウンセラーとして最も目にする問題のひとつで、これには理由があります。しばらく一緒にいて、日常生活のストレスが増えてくると、寝室で問題が起きがちなものなんです」と話した。

「夫婦間でセックスの頻度についての欲求が異なったり、寝室の中(外でも)でどの程度実験的でありたいかについて意見が異なることがあります。こういった問題について付き合い始めの頃はほとんど予想しませんが、やがて大きな問題を引き起こしかねません」。

3. 子供は欲しいか?欲しい場合、どのように育てたいか?

子供が欲しいか。また、いつ欲しいか、どう育てたいかについて真剣に考えよう。そう語るのは、アーカンソー州リトルロックで結婚・家族セラピストとして活動するベッキー・ホウェットストーン氏だ。

「しつけについて、自分はどの程度厳しくしたいのか、もしくは緩くしたいのかについて考えなくてはいけません」と語った。「一方には非常に支配的で厳しく、懲罰的なスタイルがあります。そしてもう一方には全く支配しないスタイルがあります。あなたとパートナーはその尺度のどの辺りに位置するのでしょうか? 確認してみましょう」

4. 「婚姻関係」の定義は?

「婚姻関係」とひとことで言っても、その定義は人により異なるかもしれない。二人が考える倫理的なの境界線を踏み越えないよう、オープンに、そして正直に、改めて誠実な関係とはどのようなものかについて話し合ってみよう。それから、お互いに納得できる落とし所を見つけ、共有しよう。そう語るのはワシントンDCのセラピスト、エリザベス・ジョイ・ラモッテ氏だ。

「セックスやその他のことについて、どの程度までお互いに独占的でいるべきなのか。また、ソーシャルメディアや人付き合いの仕方など、婚姻関係を結んでいる状態の定義について明確にしておくことはとても賢明なことです」と語った。

「たとえば元彼女との長年の友人関係を続けても良いのか? Facebookで気のあるコメントを受け取った場合、すぐにお互いに報告するべきか? かっこ良い、独身の同僚と夜遊びしても大丈夫か? こういったことを改めて話し合いましょう」

5. ふたり一緒の将来とはどのようなものか?

自分は5年後どうなっているのだろうか? 10年後、20年後は? 退職後は世界を旅して大いに楽しむイメージを持っているのか、それとも家でネットフリックスを見ながらまったりするのが好きなのか?

人生の全てを綿密に描き出さなくても良いが、将来の大まかな指標を持って、自分の計画が大切な人のそれと大体一致しているか確認するのは、間違いなく重要なことだとアンダーソン氏はいう。

「パートナーが一緒の時は、ふたりの人生は良くも悪くもつながっています」と彼は話した。「2人としての目標だけでなく、個々の目標についても聞いておきましょう」

6. お金との付き合い方は?

2013年に行われたある調査によると、結婚して早い段階で金銭について言い争った経験のあるカップルは、収入、借金、資産の多さに関わらず、他の夫婦と比べて離婚する危険性が高いことが分かった。そうならないよう、お金についてあらかじめ話し合おう、とダビン氏はいう。

「たいていにおいて、夫婦がお金について話す時、回りくどい話し方になりがちです。お金について話すのは非常に難しく、多くの場合、微妙な話題です」とダビン氏は述べた。

「具体的な質問で必要な話し合いをしましょう。お金とはどう付き合っているのか? お金の使い方についてどのように教育を受けてきたか(つまり、両親のお金との関係)? お金について何を教えられてきたか? 自分のお金はどう管理するのか?」

この話題は、時に何回にもわたって話し合うようにしよう。「少し危険な話題になり得るので、十分な時間を確保しておきましょう」とダビン氏は語った。

7. 口論する時の相性は良いか?

ハネムーンの時期は永遠には続かない。いつかはあなたとパートナーは大きな口論になり、お互いがどのように口論に立ち向かうのか知ることになる。その時が来た時に、あなたの大切な人が意見の不一致について健康的に、そして建設的に対処しようとする意思があることが不可欠だとホウェットストーン氏は話した。そうでない場合は、なるべく早くそれを身に着けよう。

「深く掘り下げて、お互いに関わる意見の不一致や、将来の可能性として子供についての意見の不一致についても、どのように対応するか確認しましょう」とホウェットストーン氏は語った。「運命の相手を選ぶ上で最も重要なのは、初期の段階で相性が良いことを確認することです。つまり、結婚という選択肢が視野に入ってくるもっと前からです」

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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