嵐・松本潤、型破りな弁護士役に初挑戦 香川照之と初共演
人気アイドルグループ・嵐の松本潤が、4月スタートのTBS系ドラマ『99.9‐刑事専門弁護士‐』(毎週日曜 後9:00)に主演し、0.1%の可能性にこだわって事実を追求する超型破りな弁護士役に初挑戦することが24日、わかった。香川照之との初共演も実現。二人がどんな掛け合いを演じるのかも見どころのひとつだ。
本作は、連続ドラマ史上初となる刑事専門弁護士に特化したドラマ。タイトルの数字は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に、裁判で有罪になる確率)99.9%に由来する。
瀬戸口克陽プロデューサーは「日本の刑事事件の裁判有罪率99.9%という数字が、実は一つ一つの“裁判の積み重ねの結果”ではなく“裁判の前提”となってしまい、一旦起訴されると検察の考えたストーリーが鵜呑みにされがちであるという実態を知り、そこにフォーカスを当てていくと奥深いドラマがあるんじゃないか、というところから企画がスタートしました」と説明。
たとえ99.9%だとしても100%ではない。無実を証明できる可能性が0.1%であろうとも、事実にとことんこだわる型破りでマイペースな主人公・深山を中心に、魅力的で個性的なキャラクターたちが毎週さまざまな事件に関わっていく。
松本は「初めて弁護士役を演じることになりますが、僕も弁護士役を演じられる年齢になったのだなと実感しました。また、『花より男子』で一緒に仕事をさせて頂いた瀬戸口プロデューサーからオファーをいただけたこともうれしかったです」とコメント。
本作が放送される日曜劇場枠は、『華麗なる一族』『JIN‐仁‐』『半沢直樹』『天皇の料理番』など名作を多数生み出している伝統のドラマ枠。同枠の作品に初主演となる松本は「主演に抜てきしていただけたことは非常に光栄です。今は正直プレッシャーよりも楽しみの方が大きい」と素直に喜び、「今回の作品は新たなチャレンジになると思っています。台本を読んでみて、トリックの面白さや人間関係の描き方がとても面白かった」と話していた。
共演者は、深山とひょんなことからチームを組むことになる弁護士・佐田篤弘役に香川照之。佐田同様に深山とチームを組むことになる立花彩乃役に榮倉奈々。深山と佐田を引き合わせるキーマンで、斑目法律事務所の所長・斑目春彦役を演じるのは岸部一徳。深山と敵対する検事・丸川貴久役を演じるのは青木崇高。さらに、奥田瑛二が、豪腕で鳴らし有罪率100%を誇る名声に満ちた次期検事総長候補・大友修一役を演じる。ほかに、片桐仁、マギー、渡辺真起子、藤本隆宏の出演が決定している。
関連記事