民主党と維新の党、合流で正式合意 党名に「民主」残す案が有力な理由とは

党名から「民主」を外した場合の影響は?

民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表は2月26日、国会内で会談し、3月中に両党が合流することで正式に合意した。合流後の新党のトップは岡田氏が務め、参院選後に速やかに代表選を実施する。共同通信などが報じた。

党名などは、今後設立される両党の代表と幹事長で構成する「新党協議会」で協議する。産経ニュースは党名の案として「民主」を残すことが有力だとして、その理由について次のように伝えている。

両党は「民主」を含む党名か、含まない党名かを世論調査などを基に決める。「民主」を外した場合、夏の参院選までの浸透不足で「民主党」と書かれた票が無効票や自由民主党、社会民主党として扱われる可能性があり、改選を迎える参院比例選出議員を中心に反発が出ている。

【民維合流】26日午後、党首会談、正式に合流合意 党名「民主」残す案有力 連合会長も要求 - 産経ニュースより 2016/02/26 00:25)

時事ドットコムによると、合流するのは、衆参両院で計150人規模の見通し。民主、維新両党の現有勢力は衆院で民主72人、維新21人の計93人だが、民主党に離党届を提出した鈴木貴子氏は除名の方向。参院は民主59人、維新5人となるが、旧みんなの党から比例代表で当選した維新の党の5人の参院議員は、国会法の規定により新党に参加できない。このため、5人については無所属の立場で参議の会派に加わる。

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