ここにあるポストカードたちは、才能のダブルショットと独創性のラテから生み出された。
この作品を作ったのは、シンガポールを拠点に「インク・ジュレップ」として活動するアーティスト、リー・ジュン・ペクとジェン・パーンの2人だ。ポストカードに描かれたイラストに、マグカップの底についたコーヒーの丸い染みを加える、その名も「ポストカップ」だ。こんな染みなら、もらう相手もきっと喜ぶに違いない。
ただのコーヒーの染みが、可愛いふわふわ動物に早変わり。
広告業界で働く2人は、本業のかたわらこのプロジェクトを進め、7枚のポストカップが出来上がった。それらは現在Etsyで入手できる。このラクガキのようなアート作品の中には、可愛いパンダもいれば観覧車まである。
乗り回してみたい、この愛くるしい自転車!
ペクとパーンはこのプロジェクトを1月から始めた。2人はコーヒーが大好きなのだが、いつもコーヒーの染みで悩まされていた。これが今回の作品を作るヒントだったと、ペクはハフポストへのメールで語った。
このパンダ、少しコーヒー飲みすぎでは?
「コーヒーカップの染みを見ると気分が落ち込んでしまいますよね。そのことに気づいたことが、きっかけだったんです。」と、ペクさん。
「その悩みの種の染みを、スペシャルな何かに変えたいと思ったんです。私たちは皆コーヒーが大好きですし、どんな染みもこの世にまた2つとないものですから。」
コーヒーの染み1つで、世界はとても美しく見えるのだ
2人は考え、そして思いついた。いつもイライラの原因だった染みを、幸せな気分になれるアートへと変える方法を。
「普通、コースターは机を汚さないために使われるし、染みは避けるべきものです。そこで私たちは、より相互的なコースターを作ろうと考えたわけです」と、ペクはメールで説明した。「コーヒーの染みにも誰かに喜ばれるような『居場所』を作ろうと思ったのです」。
ポストカップの中の1枚。地球のものとは思えないくらいの美しさ。
間違いなく、コーヒーの染みはアートへと変身を遂げた。
この風船1つで1日以上は持つだろう、実際。
コーヒー愛好者のあなた。このポストカップが気に入ったなら、Etsyで彼女たちのページをのぞいてみよう。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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