「もやもや病」とはどんな病気? 徳永英明さんが手術を受けていた

歌手の徳永英明さんが、脳血管障害の「もやもや病」による脳梗塞発症の予防のための2月下旬に手術を受けていた。「もやもや病」とはどんな病気か。

歌手の徳永英明さん(55)が、脳血管障害の「もやもや病」による脳梗塞発症の予防のための2月下旬に手術を受けていた。自身の公式サイトで3月3日に発表された。現在は療養中という。

徳永さんは、「徳永英明に関するご報告」とのタイトルで次のようなメッセージを掲載した。

2月上旬体調不良を訴え、医師の診察の結果、もやもや病との診断があり 担当医師により手術ならびに療養が必要との診断を受けました。

手術に関しては、もやもや病による脳梗塞発症予防の為 2016年2月22日に左複合バイパス手術を行い、無事成功致しました。 術後の経過も良く、現在は療養しております。 また、退院も間もなくであろうとの医師の報告も受けております。

3月いっぱいはリハビリを兼ねた療養のため 活動休止とさせて頂き4月から活動再開を予定しておりますので 皆様どうか温かく見守って頂けますと幸いです。

徳永英明に関するご報告|Other|Information|HIDEAKI TOKUNAGA Official Siteより 2016/03/03)

徳永さんはまた、サイトに「おかげさまで手術も成功し現在療養させて頂いております。関係各位の皆様にはご迷惑をおかけし またファンの皆様にもこのような形での発表により大変心苦しく思っております。一日でも早い復帰に向けて療養しておりますので、もう少しお待ちください」とのコメントを寄せた。

徳永さんは2001年にも「もやもや病」のため休養に入り、02年11月に復帰を果たしていた。

「もやもや病」とは、コトバンクなどによると、脳の太い血管が狭くなったり、詰まったりすることから起きる病気。血流量が減って、脳に酸素や栄養が届きにくくなる。不足分を補おうと、細い血管に血液が流れるようになる。これらが画像で、もやもやした煙のように見えることから名付けられた。一時的に、手足の力が抜けたり、しびれが出たりする。ひどくなると脳梗塞や脳出血を起こすこともある。国内の患者は約1万人とされる。原因は不明で難病とされている。

1986年にデビューした徳永さんは、これまで「レイニーブルー」「輝きながら…」「壊れかけのRadio」などのヒット曲に加え、カバーアルバム「VOCALIST」をリリースするなど活躍。NHK紅白歌合戦にも2006年の初出場から15年まで10回連続で出場している。

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