北朝鮮第一書記の金正恩氏は、核弾頭の爆発試験と、核弾頭搭載が可能な弾道ミサイルのテスト発射を近く実施する、と表明した。北朝鮮の朝鮮労働党の機関誌「労働新聞」が、3月15日に報じた。
弾道ミサイルの大気圏再突入シミュレーション試験を視察した際の発言という。金正恩氏は「核攻撃能力の信頼度をより高めるために、核弾頭の爆発試験と、核弾頭装着が可能ないくつかの種類の弾道ミサイルの試験発射を早期に断行する」と述べたという。視察の日時や場所は不明だ。
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北朝鮮は、国連安保理の制裁強化や米韓合同軍事演習に強く反発。挑発的な声明文を連日のように発表しており、緊張感が高まっている。
金正恩氏は3月9日に、核弾頭の小型化に成功したと発表した。しかし、ロイターによると、米韓の専門家らは、北朝鮮は大陸間弾道ミサイルへの搭載が可能な核弾頭小型化にはまだ成功していないとの見方で一致しているという。
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