清原和博被告が保釈 「必ず人の役に立つ人間になる」【コメント全文】

覚せい剤取締法違反罪(所持、使用)で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)について、東京地裁は3月17日に保釈を許可し、清原被告は午後6時50分ごろに保釈された。

覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)が3月17日、保釈された。東京地裁が同日、保釈を認め、清原被告は保釈保証金500万円を即日納付した。

保釈される際、清原被告を乗せて警視庁を出た車両の後部座席は、黒のカーテンで仕切られており、清原被告の姿は確認できなかった。今後は持病の糖尿病等の検査・治療のためしばらく入院するとし、入院先に直行した

清原被告は、2月2日に現行犯逮捕されて以来、約1カ月半にわたって警視庁本部に勾留されていた。弁護人が16日に保釈申請を出していた。初公判は5月17日に東京地裁で開かれる予定。

起訴状では2月1日ごろ、東京都港区のホテル客室で覚せい剤を使用。同2日には港区の自宅で、覚せい剤約0.2グラムを所持していたとしている。

■清原被告「皆様を裏切ってしまったことを深く後悔」

覚せい剤取締法違反(所持・使用)罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告が出したコメント。

NHKニュースによると、清原被告は保釈に先だって、警視庁を通じてコメントを発表した。「この度は、私の犯した罪により、関係者の皆様、ファンの皆様をはじめ、たくさんの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまったことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。今後については、持病の検査・治療のためしばらく入院するという。

「今は、皆様を裏切ってしまったことを深く後悔するとともに、これまで応援してくださった皆様のお気持ちに報いるためにも、一から出直し、必ず更生することを決意しています」と記しており、「必ず人の役に立つ人間になることを心に誓っております。いつか機会をいただき、直接皆様に謝罪したいと切に願っています」と書かれている。

元プロ野球選手の清原和博被告(2011年2月15日)

覚せい剤取締法違反(所持・使用)罪で起訴され保釈。大勢の報道陣が待ち構える中、警視庁を出る元プロ野球選手の清原和博被告を乗せた車=17日午後、東京・霞が関

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