プロのランナーは産後のお腹を公開した「どんな体型の女性でも...」

産後、体型を元に戻すのは簡単なことではない。

産後、体型を元に戻すのは簡単なことではない。しかし、母親でプロランナーのステファニー・ローススティーン・ブルースは、躊躇なく現実の様子をシェアする。

ブルースは、Instagramに腹部の写真をよく投稿している。加工は一切せず、妊娠線やたるんだ肌などの写真に、励ましの言葉が添えて。

たくさんの人に拡散されたある写真には、こんな文章が書かれていた。「下を見れば、すっかり定着した妊娠線、鍛えなくてはならない腹筋、力強い脚、そして空を飛ぶ準備ができた足が目に入ります!」

ブルースと夫でランナー仲間であるベンの間には、生後6カ月と1歳9カ月の2人の息子がいる。出産・子育てのために一度競技から離れたが、母親のブルースは現在、ブラジルオリンピックの代表選考のためのトレーニングをしている。

多くの妊婦がかかるといわれる「腹直筋離開」(腹直筋の真ん中が割れる)を患ったブルースにとって、妊娠前の体型に戻すことは挑戦だった。

ブルースは「妊娠と出産を経験することはとても尊いことですが、生々しい現実を共有する女性はあまり多くないですよね」と彼女は加えた。「私はハーフマラソンを、1マイル(約1.6キロ)5分20分のペースで走れますが、今でも尿が漏れてしまうし、腹直筋離開も妊娠線もあるし、他にも出産後の問題を抱えています」

だからこそブルースは、Instagramを通じて、産後の体型で悩んでいる母親たちを力づけたいと思っている。

「体重が47キロでも90キロでも、どんな体型の女性でも、自分の体を堂々と見せることを怖がらないで、と励ましたいです」と彼女はインタビューで語った。

「自分のことを、感動を与えられる特別な人間だとは思っていません。私はただ正直であり続けることで、自分たちはひとりじゃないという思いを女性たちと共有したいのです」

さあ、ブルースのInstagramで彼女の写真を見てみよう。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。