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2016年04月08日 16時13分 JST | 更新 2016年04月08日 16時13分 JST

【廃虚の美学】見捨てられたヨーロッパの建物には、美しさと悲しさが同居している

廃虚と恋に落ちたフォトグラファーによる、渾身の写真集。

ドイツ人写真家のクリスティアン・リヒター氏(36歳)は、7年かけてヨーロッパ中を旅し、朽ち果てていく建物の内部を撮影してきた。廃虚となった建物の模様や複雑な構造に惹かれている、とリヒター氏はハフポストギリシャ版の取材で語った。

また、「廃虚は、永遠に続くものなどないということを教えてくれます」とも話している。

彼が最初に撮影したのは、1989年の東西ドイツ統一後、放置された古い建物だ。「以前は、カメラを持たずにそういった建物の中を探索していました。ある友人が古いデジカメをくれたのが、廃虚と恋に落ちたきっかけです」とリヒター氏は振り返る。

写真工場、階段、教会、劇場……、廃虚への愛はリヒター氏をヨーロッパの他様々な場所へと駆り立てた。「見捨てられた建物を探して、ヨーロッパ中を旅しています」と彼は説明した。

建物を守るために撮影場所を公表していないという。

美しくも朽ち果てた建物を見ていると、大勢の人が集まって華やかだったであろう遠い昔に、思いを馳せてしまう。

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ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。