ジェーンズ邸が倒壊、明治の西洋建築 日本赤十字発祥の地【熊本地震】

て1871年(明治4年)に建てられた木造2階建ての建物。

熊本市文化振興課によると、県の重要文化財に指定されている「熊本洋学校教師 ジェーンズ邸」が地震の影響で倒壊した。NHKが報じた。

「ジェーンズ邸」は、熊本洋学校に迎えられた外国人教師、リロイ・ジェーンズ氏の住宅として1871年(明治4年)に建てられた木造2階建ての建物で、熊本最古の西洋建築とされる。ジェーンズ氏は、1876年の廃校まで教鞭をとり、自由・自主独立の気風や男女平等思想を教え、日本で初めての男女共学を実施した。日本赤十字発祥の地としても知られている。

14日の地震で建物の壁が崩落するなどの被害が出ていたが、16日未明の地震で建物が倒壊したという。

下は、倒壊する前のジェーンズ邸の様子。

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熊本で震度7(2016年4月22日更新)

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