アメリカ政府が全面的支援の用意「全ての人の無事を祈っている」【熊本地震】

アメリカ国務省「日本政府から要請があれば、あらゆる支援を提供する用意がある」
時事通信社

アメリカ国務省のカービー報道官は4月15日の記者会見で、熊本地震を受けたアメリカ政府対応について、「日本政府から要請があれば、あらゆる支援を提供する用意がある」と述べ、全面的な支援を行う方針を示した。時事通信ニュースなどが伝えた。

カービー氏は、日本時間16日未明に熊本県で強い地震があったことについて、「私たちは被害に遭ったすべての人の無事を心から祈っている」とコメント。日本政府からの支援要請は「今のところ聞いていない」としたが、被災地の状況を「注視している。日本政府と連絡を取り合っている」と説明。日本政府と緊密に連絡を取り合う意向を示した

アメリカは、2011年3月の東日本大震災の時には災害救援活動「トモダチ作戦」を実施。陸・海・空軍と海兵隊が連携し、人員2万人以上、艦船約20隻、航空機約160機を投入。自衛隊と連携して空港・港湾・学校などの復旧、救援物資の提供・輸送、行方不明者の捜索などをおこなった。

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