作家の村上春樹さんは4月19日、文藝春秋社の雑誌「CREA」編集部と共同で、熊本地震の被災地を支援する「CREA<するめ基金>熊本」と題した支援活動を始めると表明した。写真家の都築響一さんらとともに、同雑誌の企画で2015年に熊本県を訪れたことがきっかけという。
村上さんは「そのときにお目にかかったみなさんが、今回の大地震でどのような被害に遭われたのか、心配でなりません。(中略)するめを噛むみたいに、じっくりたゆまず支援を進めていきましょう、ということです。もしよろしければ、熊本をはじめとする九州各地で被害に遭われた方々をサポートするこの支援活動に参加してください」とのメッセージをウェブサイト上で呼びかけている。
するめ基金の振込先などはCREAウェブサイトで公表されている。
2015年の熊本旅行記は村上さんの単行本『ラオスにいったい何があるというんですか?』(文藝春秋)に収められている。
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