【ピンク・フロイド】名ギタリストは、プリンスへの追悼に言葉は必要なかった

『コンフォタブリー・ナム』が突如として『パープル・レイン』に変容するシーンを見てみよう。

これは、1人の伝説のギタリストがもう1人の伝説のギタリストに敬意を表している映像だ。

ピンク・フロイドのギタリスト、デヴィッド・ギルモアが24日の夜、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたコンサート中、プリンスに圧巻のトリビュートを捧げた。彼は歌うわけでも話すわけでもなく、ただ自分のギターのみでプリンスへと語りかけた。

バンドの代表曲の1つ『コンフォタブリー・ナム』のギター・ソロを演奏しようとしていたとき、彼は突然、プリンスの名曲『パープル・レイン』へと曲を変えたのだ。(動画では4分27秒頃から始まる。)

それに呼応するように、ライティングまでもが、紫になった:

『パープル・レイン』のソロを演奏し終えると、ギルモアは途切れることなく『コンフォタブリー・ナム』のセカンド・ソロに移行した。それは、まるでこの2つの曲が1つであることを意味しているかのようだった。

プリンスは4月21日、57歳でこの世を去った。

ギルモアによるトリビュートは、10代のがん患者を支援する「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト」のチャリティ・コンサートで演奏された。ギルモアは、少なくとも過去に1度ライブ中に『パープル・レイン』を演奏したことがあった。それは1992年のパフォーマンス中のことで、イギリスの人気歌手、トム・ジョーンズと共演した時のことだ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

注目記事