NHKによると、ドイツ南西部のバーデン・ビュルテンベルク州を中心に5月29日から翌日にかけて大雨となり各地で洪水が発生した。この洪水の影響でドイツの自動車メーカー「アウディ」の工場が浸水し、30日から操業を停止した。
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NHKによると、ドイツ南部バイエルン州の町では1日、大雨の影響でアパートが水につかり、1階に取り残された女性3人が死亡しているのが見つかった。また、フランス中部でも水につかった建物から86歳の女性が死亡しているのが見つかった。
また、BBCによると、フランスでも豪雨が6日間続き、セーヌ川など各地で河川が氾濫し、川岸に近いルーブル美術館は2日、収蔵品を安全な場所に移す必要があるとして3日は閉鎖することになった。オルセー美術館も地階の収蔵品を上に移す作業を始めている。
フランスの気象当局によると、統計が残されているこの150年間で、5月の降水量として最も多かったという。
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