6月22日の参院選公示を前に13日、安倍晋三首相は、大分市で街頭演説し、「実態は共産党と民進党の統一候補。気をつけよう、甘い言葉と民進党」などして、野党共闘の姿勢を批判した。毎日新聞などが報じた。
みなさん、「気をつけよう、甘い言葉と民進党」であります。だまされてはいけません。共産党は綱領に日米同盟を廃棄すると、そうはっきり書いています。先般の熊本、そして大分の地震において、救命救援のために自衛隊の皆さんが昼夜をわかたず、頑張ってくれた。共産党はその自衛隊を解散する、こう綱領で述べています。
(安倍首相「気をつけよう、甘い言葉と民進党」:朝日新聞デジタルより 2016/06/13 19:13)
これに対し、民進党の岡田克也代表は13日、首相の発言を「まるで(共産党は)非合法政党みたいな扱い方。極めて遺憾」などとコメントした。
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総理大臣の言葉なのかと思ってしまいますね。なんて言うんでしょうか、共産党に対する、ご本人の非常に大嫌いだという気持ち、ご自身はお持ちなのかもしれませんが、わたくしは非常に公党に対して失礼だというふうに思います。ちょっと度が過ぎていますね、総理の言い方は。まるで(共産党は)非合法政党みたいな扱い方。わたくしは極めて遺憾だというふうに思っています。
(「首相、共産を非合法政党みたいな扱い」民進・岡田氏:朝日新聞デジタルより 2016/06/13 20:36)
毎日新聞によると、共産党の小池晃書記局長は13日の記者会見で、「我々は野党共闘に、日米安保条約廃棄や自衛隊解消は求めない」と強調。首相発言を「共産党が付いていると怖がるだろうというお粗末な認識だ」などと批判した。
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