【フロリダ銃乱射】「憎しみによる殺人、あってはならない」新宿二丁目でも追悼集会(動画)

死者49人を出したアメリカ・フロリダ州オーランドの銃乱射事件の追悼集会が6月14日、東京の新宿二丁目で開かれる。
Kenji Ando/HuffPost Japan

死者49人を出したアメリカ・フロリダ州オーランドの銃乱射事件の追悼集会が6月14日、東京の新宿二丁目で開かれ、主催者によると約150人が参加した。

同性愛者が多く集まるナイトクラブ「パルス」で起きた今回の事件を悼むために、世界中でキャンドルライトでの追悼集会が開かれているが、日本ではLGBT(性的マイノリティ)の権利向上を訴える団体「ストーンウォール・ジャパン」が主催した。

午後8時に、花園西公園でキャンドルを手に犠牲者の冥福を祈った後、同性愛者向けの飲食店が集中する新宿二丁目の街をデモ行進した。

デモ行進後、都内在住の翁長祐太さん(35)は花園西公園で、以下のようにスピーチした。「フロリダの事件を聞いて、ニュースに釘付けになるとともに、涙が止まりませんでした。今ここで皆さんと悲しい気持ちを共有できて大変うれしく思っています。私もゲイとして日本で生きてきて苦しい思いをしてきましたが、同性婚が合法化されたアメリカのような国でも、このように人がどんどん殺されていることに対して悲しくなりました。憎しみによって人を殺されることがあってはいけません。私達が自分らしく生きることを誰も止めることはできません。皆さんで力を合わせてよりよい未来を作りましょう」

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