杉田光央被告に有罪判決 元「歌のお兄さん」覚醒剤使用で

東京地裁は6月20日、懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決を下した。
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NHKの人気テレビ番組「おかあさんといっしょ」で「歌のお兄さん」を務め、覚醒剤取締法違反(所持・使用)の罪で逮捕・起訴されていた歌手・杉田光央(あきひろ)被告(51)に、東京地裁は6月20日、懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)の有罪判決を下した。

朝日新聞デジタルによると、野原俊郎裁判官は「依存性が認められるが、薬物依存回復支援施設に入所し、更生の意欲を示している」と述べた。

杉田被告は判決後「罪の重さを改めて認識し、本当に申し訳なく思っています」とするコメントを出した。共同通信によると、控訴しない意向だという。

杉田容疑者は所属事務所の公式サイトによると、1967年生まれ。89年、慶応義塾大学在学中にミュージカル「レ・ミゼラブル」のオーディションに合格し、舞台デビューを果たす。以降は「ミス・サイゴン」「赤毛のアン」ギルバート役など、数々のミュージカルの舞台で活躍。99年に9代目の「歌のお兄さん」に選ばれ、2003年3月まで「あきひろお兄さん」として、4年間出演していた。

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