民進党の野田佳彦元首相が6月22日、千葉駅で民進党参院選候補者の応援演説に立ち、「安倍政治は白鵬の相撲に似ている」などと述べ、自民党を批判した。「邪道」であることが理由だという。
野田氏は自民党が前回の参院選・衆院選でアベノミクスを争点に掲げていたと指摘し、「国会で一番、彼らが力を入れたことは、特定秘密保護法の強行採決。安保法案の強行採決です」などと主張。「今回もアベノミクスと言っているが、やりたいことは憲法改正じゃないですか」などと語った。
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さらに白鴎を例に出し、「素晴らしい横綱だ」と評価しつつも、「最近、立ち合いが汚い」などとコメント。「左手を相手の顔に出し、ひるんだところに、間髪入れず右ひじを顔面に入れるんです。エルボーです。(対戦相手の)豪栄道は失神しました。誰も止められません」などと述べた。
野田氏は「安倍政権も同じ。左手でアベノミクスと言い、右手で今度は憲法改正。顔面骨折するのは国民なんです」と持論を展開。「王道を外れた邪道、覇道、外道の政治を、みんなで倒そうじゃありませんか」と訴えた。
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