【ウィンブルドン2016】アンディ・マレー、3年ぶり2回目の優勝「今回の勝利は楽しめそう」

マレーはラオニッチを6-4、7-6、7-6で下し、2013年のウィンブルドン以来3年ぶりの優勝。

テニスの4大大会の1つ、イギリスのウィンブルドン選手権は7月10日男子シングルスの決勝があり、第2シードで地元イギリスのアンディ・マレー(29)が第6シードでカナダのミロシュ・ラオニッチにストレート勝ちし、3年ぶり2回目のウィンブルドン優勝を果たした。

マレーはラオニッチを6-4、7-6、7-6で下し、2013年のウィンブルドン以来3年ぶりの優勝。3回目のグランドスラムタイトルを獲得した。

マレーは試合後、2013年の時よりも今回の優勝が気持ちよかったと述べた。前回の優勝は「ストレスやプレッシャーが多かったため、勝利してまずほっとしました」という。「今回の勝利は楽しむことができそうです」

決勝でストレート勝ちし2回目のウィンブルドン優勝を果たしたアンディ・マレー

スコットランド人のマレーは、ウィンブルドンについて「自分にとって最も重要なトーナメント。良い思い出もあり、辛かった敗北も経験しました。辛い敗北があった分、勝利がとても快く感じられます」と語った。

マレーは「今日はとても上手く」プレーできたと言い、ラオニッチに「信じられない勝利で勝ち上がってきた」と、健闘を称えた。

「彼 (ラオニッチ) は努力家ですし、常に成長し、向上心にあふれています」

マレーは自身のチームと家族に対し感謝の気持ちを表し、「みなさん大好きです、ありがとう」と述べた。

優勝後、トロフィーを高く掲げるマレー

第3シードでスイスのロジャー・フェデラーを破り決勝進出を果たしたラオニッチは、マレーが「厳しい相手」であったと述べ、マレーについて「2回目のウィンブルドン勝者にふさわしい」と讃えた。

ラオニッチは再びウィンブルドンに戻ってくることを誓った。「今回の激戦でいろいろ体が痛むでしょうが、コートの芝も必ず緑色に戻るように、必ずもう一度チャンスを求めて、またここに帰ってきます」と語った。

「このトーナメントでは素晴らしい2週間が過ごせました。このチャンスを再び自分自身に与えられるよう、これからも毎日こつこつと努力していきます」

マレーは、準決勝で第10シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ) を破った。試合時間は2時間足らずで、6-3、6-3、6-3のストレート勝ちだった。

3年前、マレーはイギリス人男子選手として1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりとなるウィンブルドン制覇を果たした。

ハフポストUK版より翻訳・加筆しました。

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