山崎賢人×福田雄一監督で『斉木楠雄のψ難』実写映画化 原作者「信じてますよ!」
俳優の山崎賢人(21)が、週刊少年ジャンプで連載中の人気学園ギャグコメディーを実写化した映画『斉木楠雄のψ難(さいきくすおのサイなん)』(2017年公開)に主演することが31日、わかった。監督は、小栗旬主演で実写化が発表されたばかりの『銀魂』、テレビ東京系『勇者ヨシヒコ』シリーズなどを手がけ、コメディーに定評のある福田雄一氏。原作者の麻生周一氏から熱望されて監督を務め、さらに、「自分が監督するなら、どうしても山崎賢人で!」とラブコールされた山崎が、超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄を演じる。
生まれながらにして超能力が使える高校生・斉木楠雄は、超能力が使えるゆえの悩みを抱えて日々を過ごしている。楠雄の周りには、勝手に超個性的な面々が集まって来てしまい、彼らが巻き起こすトラブルを超能力を使って回避していたが、楠雄の超能力をもってしても回避不可能な災難が訪れようとしていた。
原作は2012年から連載を開始し、コミックス累計発行部数は400万部を記録、2016年にはアニメ化もされている人気作品。福田監督は元々原作ファン、山崎は福田監督ファンで、それぞれの思いが通じ合う形になった。
実写映画化発表から約1年の準備期間を経ての続報となったが、麻生氏は「僕も『銀魂』くらいサクサク発表したかった…。ていうか監督一緒じゃん!! 誌面で見て思わず『これのせいかァァァァァァ!!』ってツッコミましたけど違いますよね? 『銀魂』の片手間でやったりしませんよね? 今をときめく山崎賢人さんを起用してまさかそんな訳ないとは思いますが…。信じてますよ! 福田雄一監督…!」と切実なメッセージ。
思いを託された福田監督は「大人の事情で、黙っていましたが、その間に『銀魂』の発表があるなんて『斉木楠雄! ジャンプ内での権力がないのかっっ!?』と。『集英社っ! 明らかに発表のタイミング、間違ったよね!?』と。そんなことを思ったりもしました」と、監督自身もいろいろ悩んだことを明かしつつ、原作ファンの期待に応えられるよう気合十分。「山崎賢人は本来、ツンデレとかじゃないのです! めっちゃおもろい男なのです! そして緑のメガネが似合います!」と期待をあおっている。
■原作・麻生周一氏コメント全文
実写映画化が発表された時、家族や親戚、友達などからたくさんのお祝いの言葉をいただきました。しかし今では誰もその事に触れません。それもそのはず…だって発表から約1年半、一切続報がない!! 主演も監督も決まってたはずなのに全く発表しないもんだから正直僕も『あっ消えたな』って思いました。ともあれ発表から続報までにここまで時間がかかるとは予想外でしたが、映画化はとてもうれしく思っております!! ただできることなら僕も『銀魂』くらいサクサク発表したかった…。ていうか監督一緒じゃん!! 誌面で見て思わず『これのせいかァァァァァァ!!』ってツッコミましたけど違いますよね? 『銀魂』の片手間でやったりしませんよね? 今をときめく山﨑賢人さんを起用してまさかそんな訳ないとは思いますが…。信じてますよ! 福田雄一監督…!
■監督・福田雄一氏コメント全文
待ちに待った斉木楠雄のψ難の発表です。ご承知の通り、1年半前の発表のときに、監督をやらせていただくことは決まっていました。大人の事情で、黙っていましたが、その間に銀魂の発表があるなんて「斉木楠雄! ジャンプ内での権力がないのかっっ!?」と。「集英社っ! 明らかに発表のタイミング、間違ったよね!?」と。そんなことを思ったりもしました。でも僕には関係ありません!ジャンプ原作の漫画を立て続けに2つやらせていただくことにプレッシャーを感じていますが(あ、変態仮面を含めると3つ。含めていいんですよね?)この作品も、いろんな大人に力を貸してもらえるようなのでっ! 原作ファンのみなさまにも楽しんでいただけるよう、精一杯がんばりたいと思います! なんつってもこれの脚本、銀魂よりはるかに前に上がってましたからっ! 決して二股とかじゃないんでっっ!
そして山﨑賢人は本来、ツンデレとかじゃないのです! めっちゃおもろい男なのです!そして緑のメガネが似合います!とにかく笑えるギャグ映画に仕上げたいと思います! 銀もピンクも頑張りますよ!
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