石川佳純、まさかの初戦敗退 足痛めるも治療タイム認められず【リオオリンピック】

顔をゆがめながら巻き返しを狙うも、初戦で姿を消した。

リオデジャネイロ五輪の卓球女子シングルスで、世界ランキング6位の石川佳純が3回戦から登場し、北朝鮮のキム・ソンイ(世界ランキング50位)と対戦した。フルゲームにもつれ込む接戦の末、3対4で敗れ、まさかの初戦敗退となった。NHKニュースなどが報じた。

2大会連続出場の石川は強気に攻め、2ゲームを先取したが、中盤からは相手の粘り強いプレーに苦戦。3、4ゲームを返されてタイにもつれこんだ。第5ゲームは11対9で奪ったものの、第6ゲームを取り返された

最終第7ゲームもリードを許す展開に。ゲームカウント4対7と3点リードされた場面では、第7セット途中で、右ふくらはぎに違和感を覚えたようなしぐさを見せた

石川は右足の痛みを訴え、試合が一時中断した。10分間の治療タイムを要求したが、認められずに試合が続行された。顔をゆがめながら巻き返しを狙うも、8-11で落とし、初戦で姿を消した。

試合後サンスポの取材に対し、「打っているときは気にならなかった。思ったよりは動けた。(第7ゲーム途中で)めっちゃ痛くてテーピングを貼ってもらおうと思ったけど、(審判に)だめだといわれた」と述べた

石川は団体選で、前回ロンドン五輪に続くメダル獲得を目指す。

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