報道陣のバスに銃撃? 窓ガラスが粉々に割れ3人軽傷【リオオリンピック】

組織委員会のスポークスマンは「流れ弾や投石の可能性がある」としている。

ブラジル・リオデジャネイロで8月9日午後7時30分(現地時間)、オリンピックを取材する報道関係者らが乗ったバスの窓ガラス2枚が突然割れ、3人が軽傷を負った。AP通信などが報じた。

バスは、ホッケーの競技会場から国際放送センターに戻る途中だった。窓ガラスが割れた原因はわかっていない。組織委員会のスポークスマン、マリオ・アンドラダ氏は「流れ弾や投石の可能性がある」としている。バスには各国の報道関係者など12人が乗っていた。NHKニュースによると日本人は含まれていないという。

イギリスの写真記者デイビッド ・デーヴィス氏はAP通信の取材に対し、「はじけるような音がした。窓ガラスに攻撃があり、2つの穴が空いていた。穴は弾痕のようだった」と話した

リオ五輪では約8万5000人の兵士と警察が大会の安全確保に当たっているが、治安上の懸念を払拭することができていない。6日には、乗馬の取材にあたっていた報道関係者のテントに銃弾1発が着弾する事件などが発生している

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