金メダルと息子からのハグに涙。43歳のママ自転車レーサーが偉業を達成【リオオリンピック】

3大会連続金メダルは、アメリカの女性初。

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8月10日に行われた、リオオリンピックの自転車女子個人ロードのタイムトライアルで、アメリカのクリスティン・アームストロング選手が激戦を制した。2位のオルガ・ザベリンスカヤ選手(ロシア)との差はわずか6秒だった。

アームストロング選手は8月11日で43歳。北京オリンピック、ロンドンオリンピックに続き、3大会連続で金メダルに輝いた。3大会連続制覇は、アメリカの女性では初めてとなる。

アームストロング選手は様々な困難を乗り越えて、今回の偉業を達成した。

北京オリンピックの後は、出産のために引退したが、ロンドンオリンピックのために現役復帰した。ロンドンの後にも引退を宣言し、股関節手術を受けた。しかし、15年に再度復帰した。

今大会の激戦について「最後の5キロは、すぐ後ろに(2位の選手が)迫っていることに気付いていました。コーチが後ろから『今日、何色のメダルが欲しいかは、君が決めるんだ』と叫んでいました」とアメリカのテレビ局KTVBの取材に答えている。

ゴールラインを切った時点では、1位になったかどうかわからず、周りの人に「私、勝った?」と尋ねた。結果を聞いた途端、地面に倒れ込んだ。

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医師が健康状態を確認した後、アームストロング選手は5歳の息子からハグされた。その目には涙が浮かんでいた。

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息子とハグを交わした後「本当に素晴らしい結果になりました。今までこんな気持ちになったのは初めてかも」と3大会連続覇者は語った

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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